湧水 |
時間を超えた計り知れない自然のドラマと神秘性は多くの人を虜にしている。 作谷沢には実に多くの湧水がある。 五番御神酒湧水、弁財天湧水、雷湧水、亀の子水、龍神水…。 また、湧水は地域に大地の恵を与えている。 その一つがワサビ栽培である。清らかで一定の温度に保たれる湧水で育ったワサビは深くて鮮烈な味わいとなる。 ほかに、イワナの養殖や『そば処 弁天』にも利用されている。 この湧水をテーマにした「湧水の詩」(作詞:安達八重子・遠藤恵・須貝智郎、作曲:須貝智郎、編曲:打越浩平)は、「まんだらの里」のイメージソングとして、毎日正午に防災放送を通して作谷沢地区内に響き渡っている。 ![]() ![]() |
まんだらの里 |
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地名の由来 |
作谷沢地区は昭和29年に山辺町と合併するまでは作谷沢村でした。作谷沢村は、明治22年に町村制が施行されたことにより、北作村・簗沢村・畑谷村が合併してできた村でした。 北作の「作」、畑谷の「谷」、簗沢の「沢」と、各村の一字をとって「作谷沢」という地名が生まれました。 |
畑谷城 |
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの時、上杉景勝と最上義光・伊達政宗が戦う慶長出羽合戦が当地で行われ、 上杉家の知将直江兼続(NHK大河ドラマ「天地人」主人公)と、その時の畑谷城主江口五兵衛光清が激しく戦いましたが、江口以下数百名が討ち死にしたと伝えられています。 畑谷地区では、戦いのあった9月13日に多くの御霊を供養するための灯篭流しを行っています。 ![]() |
山紫水明 |
緑深い山々、清流、ここに生息する生き物たち… 人を支え、心をはぐくんできた美しい自然。 人と自然とが共生する作谷沢。山紫水明こそがその礎にある。 |